--- title: "片方ずつ違う靴下でも一日はだいたい進んでいく" description: "出かける直前に靴下の組み合わせが違うと気づいても、履き替えるほどではない朝があります。そろっていない足元の小さな違和感と、案外誰も見ていないことの気楽さを眺めます。" date: 2026-03-21 category: あれこれ tags: [靴下, 朝] related_links: [app-store] draft: false og_image: "" --- 出かける直前、右と左で靴下の色が少し違うことに気づきます。紺と黒のような、よく見なければわからない違いです。 履き替える時間はあります。それでも靴を履けば見えないし、このままでいいかと思う朝があります。 ## 片方だけの靴下はいつも残る 洗濯物をたたむと、組になる相手が見つからない靴下が出てきます。洗濯機の裏や別の日のかごにいるのかもしれません。 しばらく待てば戻ってくることもあるので、片方だけを引き出しの端に置きます。そこには似た境遇の靴下が少しずつ集まります。 二つで一組のものは、一つ足りないだけで急に扱いが難しくなります。 ## そろっていないのは自分がいちばん気づく 違う靴下で外へ出ると、歩きながら何度か足元が気になります。けれど、まわりの人はほとんど見ていません。 自分が気にしているほど、他人には大きな出来事ではない。そのことを、靴の中の小さな違いが教えてくれます。 完璧にそろえられなかった日も、電車は来て、用事は進み、帰るころには忘れています。 ## たまには違う組み合わせもできる 厚さや長さが同じなら、色が違っても履き心地には困りません。似た柄を合わせると、最初からそう選んだようにも見えます。 もちろん、そろった一足が落ち着く日もあります。ただ、片方が見つかるまで朝を止めなくてもよさそうです。 次に一つだけ残ったら、捨てる前に隣の一足と並べてみましょう。意外と気の合う相手がいるかもしれません。