一つの話題がしばらく続き、返す言葉が少なくなってきます。つまらないわけではないけれど、そろそろ別のことを話したい場面があります。
会話の方向は、はっきり宣言しなくても変えられます。「そういえば」と一言置くだけで、小さく別の道へ曲がれます。
前の話をまとめなくても次へ行ける
話題を変える前に結論を出そうとすると、雑談が会議のようになります。もともと答えのない話なら、途中のまま置いてもかまいません。
相手の最後の言葉へ短く返し、そのあとで思い出したことを続けます。前の話を無視せず、終わらせすぎない切り替え方です。
会話には、戻りたくなったら戻れる余地もあります。いま別の方向へ進んでも、前の話が消えるわけではありません。
小さな共通点を曲がり角にする
食べものの話から今日の天気へ、帰り道の話から最近見たものへ。少しでも共通点があれば、話題は自然につながります。
共通点が見つからなくても、「全然違う話だけど」と添えれば十分です。きれいな橋を作るより、違う話だと先に伝える方がわかりやすいこともあります。
話したいことが浮かんだ瞬間を、そのまま会話へ置けるのが雑談のよさです。
相手が前の話へ戻しても気にしない
新しい話題を出しても、相手が前の続きを返すことがあります。切り替えに失敗したのではなく、相手にはまだ話したい部分があっただけです。
先にその返事を受け取り、そのあとで新しい話をもう一度置けます。二つの話題が少し並んでも、雑談なら困りません。
次に話を変えたくなったら、「そういえば」で小さく曲がってみましょう。