ページの隅に、訪れた人の数を示す小さな数字が置かれていることがあります。
インターネットにも、返事や表示を少し待つ時間が残っています。ここでは、数字だけのアクセスカウンターを一つの場面に絞り、急いで答えを出さずに眺めます。
話すほどでもないように見えることほど、その日の気分を短い言葉で残してくれるものです。
すぐ届かないものもある
細かな分析ではなく、一つ増えるだけの表示だからこそ、誰かが通った気配が素朴に残ります。
速い画面に慣れるほど、数秒の遅れが長く感じられます。ただ、何度も操作すると、どこまで進んだのか自分でもわかりにくくなります。
数字だけのアクセスカウンターは、一度気づくと次から少し見つけやすくなります。毎回観察する必要はありませんが、同じ場面がまた現れたとき、前とは違う部分を自然に拾えるようになります。
画面の向こうにあるものも、使う人の速さで眺めることができます。新しさや機能の多さだけではない面白さが、小さな部分に残っています。
待つあいだに押し直さない
大きな数字と比べず、そのページに今日一人来たことを静かに眺められます。
一度送ったら待つ、表示されたら読む。単純な順番を守ると、画面の速さへ気持ちまで合わせずに済みます。
こうした場面を眺めるのは、何かを正しく決めるためではありません。自分がどこで少し立ち止まるのかを知るための、短い寄り道です。
表示されたら一つずつ見る
待っているあいだは別の通知を開かず、目の前の一つだけを見ておきましょう。
わからないものを急いで使いこなさず、一つだけ試すところから始められます。
次に同じ場面が来たら、今日とは違うところを一つだけ見つけてみましょう。見つからなければ、それはそれで、いつも通りの一日です。