夕食のことだけを考えてスーパーへ入ります。惣菜や野菜を見ているうちに、明日の朝に食べるものがなかったことを思い出します。
今夜のための買いものに、少し先の時間が混ざります。かごの片側が夕食、もう片側が朝食です。
夕方の店には一日の続きが集まる
仕事や用事の帰りに寄る人、これから家で料理をする人。店内には、それぞれの一日の続きがあります。
何を買うかは違っても、今夜食べるものを探している点は似ています。棚の前で少し迷い、かごへ入れて次へ進みます。
混んでいる時間は急ぎたくなりますが、献立がすぐ決まらない日もあります。まず温かく食べられるものが一つあれば、夕食は始められます。
朝のぶんがあると少し安心する
パンや果物をかごへ入れると、明日の朝が少し具体的になります。起きてから何を食べるか考えなくてよいだけで、短い余裕ができます。
立派な準備ではありません。冷蔵庫へ入れておけばよいものを一つ選んだだけです。
それでも今夜の自分が、明日の自分へ小さな荷物を渡したように感じます。朝のことは、朝にならないとわからない部分を残したままで大丈夫です。
袋を二つの時間に分けてしまう
家へ帰ったら、夕食に使うものはすぐ取り出します。朝のぶんは冷蔵庫や棚へ置き、いったん視界から外します。
全部を今夜のうちに整えなくても、買ってきたものがあれば次へ進めます。夕方の買いものは、一日を閉じながら次の日を少しだけ用意する時間です。
まず今夜の袋を開けましょう。明日のパンは、つぶれない場所へ置いておきます。