中身を取り出したあと、箱だけをもう一度眺めることがあります。厚みがあり、ふたもきれいに閉まり、大きさもちょうどよさそうです。

何を入れるかは決まっていません。それでも、これは使えるかもしれないと思うと、すぐにはたためません。

空っぽだから使い道がたくさん見える

ペンを入れる、小さな手紙をしまう、充電のコードをまとめる。空き箱を前にすると、いくつもの役目が浮かびます。

実際に使うかどうかより、きれいに収まりそうな場面を考えることが少し楽しいのです。まだ何にもなっていない箱には、暮らしを整えてくれそうな期待があります。

買った中身より箱のほうを長く持っている、ということも珍しくありません。

箱の中に箱が増えていく

残しておくなら一か所にまとめようとして、大きな箱へ小さな箱を入れます。見た目は片づきますが、ときどき開くと箱ばかりが重なっています。

使い道を待つ場所にも限りがあります。箱を残すことが悪いのではなく、見えないところで増えると存在を忘れてしまうのが困りものです。

入れ物は、使われて初めて収納になります。待っている箱の数を、ときどき確かめるくらいでよさそうです。

一つ使ったら一つ残せる

気に入った箱を全部その日に捨てなくてもかまいません。いちばん形のよい一つを残し、まず何かを入れてみます。

うまく使えたら、次の空き箱にも出番があるかもしれません。使わないままなら、すでにある箱を一つ手放してから新しいものを残せます。

今日見つけた箱には、ひとまず散らばっている小物を三つだけ入れてみましょう。箱の次の役目は、そのくらい小さく始められます。