名前、好きなもの、ひとこと。ウェブの小さなプロフィール欄には、いくつかの項目が並びます。
短い枠なのに、何を書けば自分らしいのか迷います。全部を説明できないからこそ、何を置かないかも考える場所です。
自分のことを全部書かなくてもいい
プロフィールは、その人の説明書ではありません。今いる場所で、どんな名前で呼ばれたいか、何の話が好きかが少しわかれば十分です。
年齢や住んでいる場所など、個人を特定できる情報は書かないでください。詳しく書くほど親しみやすくなるとは限りません。
好きな飲みものや最近よく見るものなど、変わっても困らない一項目なら気軽に置けます。
空欄にもその人の選び方がある
用意された項目を、すべて埋めたくなることがあります。けれど書きたいことがなければ、空欄のままでもかまいません。
「ひとこと」に立派な言葉を探し、何も書けなくなることもあります。短い挨拶や、いまの気分を一言置くだけでも欄は役目を果たします。
書かない部分を残すことは、隠しているのではなく、自分で公開する範囲を選んでいるということです。
書き直せるから今の言葉でいい
好きなものや気分は変わります。前に書いた一言が合わなくなれば、あとから直せます。
長く使える表現を最初から作らなくても、その日にしっくりくる言葉を置けます。プロフィールは完成させる作品ではなく、会話のそばにある小さな名札です。
空欄で迷ったら、いま話せそうなことを一つだけ短く書いてみましょう。