チャットへ入る前に、ハンドルネームを決める欄があります。本名ではない名前を一つ考えるだけなのに、なかなか決まらないことがあります。

長く使える立派な名前でなくてもかまいません。その場で呼ばれる短い名前があると、会話へ入る気持ちが少し軽くなります。

自分で選んだ名前には小さな余白がある

普段使っている名前は、自分を表す情報をたくさん連れてきます。ハンドルネームは、その中からいったん離れて、いま話したい自分に必要な部分だけを残せます。

好きな音から考えても、目の前にあるものをヒントにしてもよいものです。深い意味がなくても、文字にしたときの感じが気に入れば使えます。

名前で自分を作り変えるというより、会話のための小さな名札を置く感覚に近いでしょう。その名札があると、最初の挨拶を送りやすくなります。

呼ばれるとその場に席ができる

誰かがハンドルネームを添えて返してくれると、自分へ向いた言葉だとわかります。文章だけが並ぶ画面にも、話している人の位置が少し見えてきます。

短い名前なら、呼ぶ側も気軽です。挨拶のあとに名前が一つあるだけで、同じ部屋に居合わせている感じが生まれます。

会話が終われば、その名前も静かになります。ずっと目立ち続けるためではなく、話しているあいだの席を作る名前です。

個人情報を入れなくても名前は作れる

ハンドルネームには、本名や生年月日、住んでいる場所を入れないでください。自分だけでなく、家族や知り合いを特定できる情報も避けます。

安全のための決まりは必要ですが、選べる名前がなくなるわけではありません。色や食べもの、天気の言葉を二つ組み合わせるだけでも候補になります。

迷ったときは、いま飲んでいるものの名前を少し変えてみましょう。今日の自分に似合う名札は、そのくらい気軽に選べます。