雨の朝、玄関の傘立てから一本を選ぼうとして、思ったより傘が多いことに気づきます。長い傘、折りたたみ傘、透明な傘が重なっています。
どれも自分のものではあるのですが、一本ずつ増えた日のことまでは覚えていません。
急な雨の日が一本ずつ残っている
家を出たときは晴れていて、帰るころに雨が降った日があります。店先で傘を買い、その日は助かったのに、家へ着くと似た傘がすでにあります。
傘立てにたまっているのは、買い物の失敗だけではありません。予報を見なかった朝や、思ったより帰りが遅くなった日の履歴です。
天気はその日で終わっても、傘だけは玄関に残ります。
よく使う傘には取りやすい理由がある
本数が多くても、手に取る傘はだいたい決まっています。軽い、開きやすい、閉じたときにまとめやすい。雨の中では、小さな使いやすさがよくわかります。
見た目が好きなのに重くて出番が少ない傘もあります。反対に、何となく買った透明な傘がいちばん働いていることもあります。
持ちものの評価は、選んだときより、何度も使ったあとに決まるようです。
晴れた日に傘を見直す
雨の日は急いでいるので、傘立ての整理には向きません。よく晴れた日に全部を出すと、壊れかけた部分や、長く乾いていない内側にも気づけます。
一本ずつ開いて風を通し、使う傘だけを戻します。余分な傘が減ると、次の雨の日に選ぶ時間も短くなります。
玄関に晴れた日の空気を入れるつもりで、傘を一度外へ出してみるのもよさそうです。