メニューのリンクを開くと、「工事中です」と短く書かれたページが出てくることがあります。見たいものはまだなく、戻るしかありません。
何もないページですが、そこにはこれから何かを作るつもりだったことが残っています。
完成してから公開しなくてもよかった
すべてのページを用意してからサイトを見せるのではなく、入口だけ先に作る方法があります。途中であることも、そのまま公開されています。
見る側には少し物足りなくても、作る側には次に手を入れる場所が見えます。空のページが、これから作りたいものの札になります。
完成していない状態を隠さない素朴さは、個人の場所らしいところです。
何ができるのか想像する余白がある
「写真を置く予定」「そのうち文章を書きます」と一言あれば、続きを少し想像できます。何も説明がなければ、それはそれで謎の部屋です。
次に訪れたときも工事中かもしれません。いつ完成するか決まっていないので、待つ側にも期限はありません。
忘れたころに開いて、新しい内容があればうれしい。更新を急かさずに待てる距離があります。
未完成のまま残るページもある
工事中の表示が長く続き、結局そのままになることもあります。作られなかった内容まで、失敗と決める必要はありません。
何かを作ろうとした場所が一つあったことは、短い文字からわかります。完成したページだけが、サイトの時間を表すわけではありません。
次に工事中のページを見つけたら、戻る前にその余白を少しだけ眺めてみましょう。