気に入って買ったシールが、台紙のまま引き出しに入っています。ノートや箱を飾ろうと思っていたのに、どこへ貼るかを決められません。
一度貼れば、もう元の台紙には戻せない。その小さな一回きりが、思ったより難しく感じられます。
いちばんよい場所を待ち続ける
よく使うノートなら、使い終えたあとが惜しい。長く残る箱なら、もっと似合うシールがあるかもしれない。考えるほど候補が減っていきます。
気に入ったものほど、失敗せずに使いたい気持ちが強くなります。その結果、いちばん目に触れない引き出しの中で大切にされます。
使わないままでも失われてはいませんが、眺める機会まで少なくなるのは少し残念です。
台紙のまま楽しむ方法もある
必ず何かへ貼らなくても、透明な袋へ入れたり、手帳のポケットに挟んだりできます。ときどき見られる場所へ移すだけで、しまい込むより身近になります。
物の使い方は、作られた目的どおりでなくてもかまいません。貼らないシールを小さな絵として持っている人もいます。
使えない自分を責めるより、いま楽しく持てる形を選べばよさそうです。
一枚だけなら試しやすい
同じシールが何枚かあるなら、そのうち一枚を身近な物へ貼ってみます。全部を使い切るのではなく、外へ出すための小さな一歩です。
貼ってみると、見るたびに少しうれしくなるかもしれません。惜しくなったら、残りはまた台紙のまま取っておけます。
引き出しに眠っている一枚を、今日は机の上へ出してみましょう。貼るかどうかは、明日決めても大丈夫です。