短い言葉を送ったあと、しばらく返事がない。さっきまでは普通に話していたのに、急に入力欄のあたりが静かになることがあります。

待っているうちに、変な書き方をしただろうかと気になってきます。でも、画面の向こうで何が起きているかは、こちらからは見えません。

返事がない時間には理由がたくさんある

会話の途中でも、人は水を飲んだり、席を立ったりします。別の用事を思い出し、少しだけ画面を閉じることもあります。

返事が止まると、直前に送った言葉と結びつけたくなります。自分の発言だけは見えているので、そこに理由を探すのがいちばん簡単だからです。

実際の理由は、こちらの言葉と関係がないかもしれません。わからない部分を悪い想像で埋めなくても、会話はそのまま置いておけます。

速さと気持ちは同じではない

すぐ返せる日もあれば、一つの言葉を考えるのに時間がかかる日もあります。短く返すか、少し詳しく話すか迷っているうちに、数分が過ぎることもあります。

早い返事は会話の勢いを作りますが、遅い返事が気持ちの薄さを表すとは限りません。話す人にはそれぞれ、その日の速さがあります。

ぽんぽん続く会話だけが、よい会話というわけでもありません。間が空いたあとに一言返ってくるやり取りも、けっこう落ち着くものです。

待つことだけをしない

返事を待ちながら画面を見続けると、時間が長く感じます。通知が来るまで飲みものを用意したり、別の文章を読んだりしてもかまいません。

会話から完全に離れる必要はなく、少し視線を外すくらいで十分です。戻ったときに返事があれば読み、なければもう少し自分の時間を過ごせます。

送った言葉は、もう相手のところにあります。今はスマートフォンを机に置いて、冷める前に飲みものを一口どうぞ。