目を覚ましても、カーテンを閉めた部屋はまだ夜のようです。時計を見てから窓へ向かい、布を横へ寄せると、そこでようやく今日の明るさが入ってきます。
よく晴れた日も、雲の多い日もあります。予定を確認するより先に、光から一日の様子を少し教えてもらう朝です。
光の色は毎朝少し違う
同じ時間に開けても、部屋へ入る光は同じではありません。白く強い日もあれば、壁の色をほとんど変えない静かな日もあります。
天気予報の記号より先に、窓から届く色で服を考えることがあります。今日は薄い上着がいるかもしれない。その程度の判断なら、光だけでも始められます。
毎朝見ているのに、違いを細かく覚えてはいません。それでもカーテンを開ける一動作が、眠っていた部屋を今日へ切り替えます。
部屋の中のものも目を覚ます
明るくなると、昨夜机に置いたカップや、読みかけの本が見えてきます。暗いときには気にならなかったものが、朝には続きを待っているようです。
片づけはあとでもかまいません。まず窓辺まで光が届くのを見ていると、自分も少しずつ起きていけます。
急いで始める朝ばかりではありません。部屋が明るくなる速さに合わせる日があってもよさそうです。
カーテンを少しだけ開ける日もある
まぶしい朝には、全部を開けず細い隙間だけ作ります。そこから入る一本の光でも、外がもう朝だということは十分わかります。
元気よく一日を始められないときまで、窓を大きく開ける必要はありません。今日の明るさを少し受け取れたら、それで朝の準備は進んでいます。
まずはカーテンを手の幅だけ動かして、部屋に細い朝を入れてみましょう。